2014/04/30

「フォトストレージ」って知ってる?


それは2000年台後半まで販売されていた、非常に便利で重要なモノである。

「フォトストレージ」とか「メディアストレージ」などと呼ばれていたもの、だ。


ハードディスクと液晶画面を搭載し、カメラ記憶用メディア(SDやCF、MMC)からデータを取り出し内蔵HDDにコピー管理できる優れもので、EPSONとSONYが製品化していたと記憶している。

実はその簡易的なものはAppleにも存在していて、iPod photoという製品と別途購入のiPod Camera Connectorとで可能にしていた。2005年の話だ。もちろん今はOSも対応していないし使えない。

それから時が過ぎ、デジカメではなく「デジタル一眼レフ/ミラーレス一眼」が誰でも手に出来る価格になり、1ファイルデータ量も常にRAWデータを保管することにより徐々に大きくなってきた。

それでも、2010年エジプト旅行では3台のカメラとSDカード4枚未満(最大16GB/枚)でiPadにデータをインポートするのに何ら不安を感じていなかったが、
ふと気がつくと、SDカードだけで64GB。iPadと同じ容量になてしまったではないか。
64GBではiPadはもう認識すらしてくれない。
日々、16, 32, 64GBを混ぜこぜで5〜6枚使っている。

どこでも、何度も話しているが
私の旅行目的は歴史探訪と撮影とあんまり人の真似をしない経験をすることである。
例えおいしいゴハンが食べられなくとも、自分でみつけたイイ場所でできるだけ自分だけのイイ写真が撮れればそれで満足なのだ。

従って、「撮影データがなくなる」ということは非常ぉぉぉぉっに絶望的な気分になるということで、このバックアップというのはとても重大な事項であるのだ。


でだ。(c)大熊猫

不安解消のための対策を講じるには

方法は以下
  1. 旅行(データバックアップ)の為だけにMacBook Airを買う
  2. フォトストレージっぽい、特化したポータブルなものを探す

選択肢はこの2点に絞られた。



シチュエーションを経験を鑑みると
それまでどんなに重くても持ち歩いていたPowerBook〜MacBookProはiPadの登場以来、自宅鎮座のメインマシンとなり、仕事・イベントミーティング以外の趣味で持ち出すことはなくなった。そんなiPadも今じゃminiで満足。
テキスト入力に不便は感じるが、実際iPadよりiPhoneの方が向いているので、特にiPhoneを導入(こっちの方が後なんだな)してから益々PC携行は必要なくなった。

この問題が起こるまでは。

だから、
 1. はないな... と。
こんなん、欲しい人の理屈だ。笑 しかも、それだけにしては高すぎる。

「そういえば、昔フォトストレージとか言った商品あったよね〜、今あの後継機ってどうなってるんだろ? できればあんなのが理想じゃない?」と思い立ち調べてみることに。

フォトストレージ」なるカテゴリは一応存続しているようだが、、、期待とは違う方向に発展していたようだ
設置型のHDD内蔵メディアプレイヤーとなっていた。
テレビに繋ぐ為の赤白黄の端子が付いている。もちろんスマートフォンでも使えるようだが。(バッファロー:おもいでばこ



ポータブルな、メディアストレージを探せ!
で、辿り着いたのがコレ。

HyperDrive iUSBport HD

 コレだ、コレ! コレ欲しい。



  • SD/SDXCカードスロット搭載(256GB対応)
  • 3.0USB搭載(USB マスストレージ対応)
  • 本体バッテリ3,850mAh搭載(iPhoneなどに供給も可)
  • 2.5インチHDD格納可能
  • 対応フォーマット:FAT32, NTFS, HFS, HFS+, exFAT, EXT 2/3
  • ワイヤレスで専用アプリから操作可能
  • iOS/Androidアプリ無料配布

素晴らしい! コレに決定!
HyperDrive iUSBport HD|act2 ←ここで買えるぞ
※HDDは含まれていない。


本家のページhttp://www.hypershop.com/HyperDrive/iUSBportHD/

専用アプリはコレだ。
iUSBport|iTunes App (すまん、Andoridoは自分で探してくれ (^_^;;)



MacBookAir 等、交換不可の記憶容量搭載機種を使っている人でも十分利用価値はあると思う。

HDDの自力装着に不安の人の為にはこんなページも用意されている。
【解説】iUSBport HD の HD 装着方法(超簡単!)|act2ブログ

装着に自信があっても、インターフェイス/同梱品の確認など、詳細はこちらの方が解りやすいので、購入前に一度目を通しておくことをオススメする。

お節介ついでに、
iUSBport HDの仕様欄にも記載されていないHDDインターフェイスと格納可能な厚みを確認するため(念のため)
上記act2ブログで使われているHDDを調べてみた。
画像はわざと見にくくしているのか、逆さまのまま撮影していたので一手間かかる。

日立製500BG(ブログ情報通り)
Travelstar Z5K500 - HGST コレだ。

2014年現在広く流通している、
  • SATA(シリアル-ATA)インターフェイス
  • 7mm厚
のようだ。世間には9.5mmというのも存在しているけど、そっちは入るのかなぁ...

古いHDDを使おうとしている人はIDE(Wikipedia参照のこと)では使えないからね、一応念のため。


私が使おうとしている"余らせているSSD"は

G.SKILL TITAN Series FM-25S2S-256GBT1 2.5" 256GB


容量256GBのG.Skill製2.5インチSSDが発売!とASCII.jpの2009年01月09日記事にある。
これを2009年3月に店じまいセール40%OFFで買ったが、容量不足にて1ヶ月でお払い箱になったもの。笑(その前に初期不良で新品に交換してもらっている)HDDに較べて断然省電力だし、書き込み速いし。これ以上の使い道を思いつかない(...って今頃ですか!)
問題は、古すぎてスペックに「厚さ情報」がどこにもないってことかな。絶対7mmなハズないと思うけど。

ちなみに、Amazonでも取り扱いしている...が。









関連ページ

iUSBport HyperDrive - Hyperjuice|act2.com

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