2014/02/25

OI.Share中期運用といろいろ比較N°02|写真転送

SNS共有もラクチン。サイズダウンして"必要なデータだけ"を携帯端末(スマホ、Pad)に転送。

初心者用にできるだけ、解りやすく「写真転送」を解説。
もし、このページに最初にランディング(辿り着いて)してしまった方は、OI.Share中期運用といろいろ比較N°00から読んだ方がいいかも。

0. まず、OI.Shareが求めてくる、いろいろのアクセス権を許可する。(大抵、1度OKするだけ)


SSIDセットアップも終わり、ネットワーク接続された
OI.Shareのホーム画面(iPhone5)


  • カメラロール(iOS上での写真保管ホルダー)へのアクセス許可
  • 位置情報の利用を許可(位置情報GPS付与を利用する際)

◆もし、間違って「許可しない」にしても、後から変更できる。

[設定]>[プライバシー]>[位置情報サービス]・[写真]
後からOI.Shareアプリのアクセス権を許可する方法(iOS6.1.4現在)
「許可しない」だと、OI.Shareは正常に機能しないんだよね... 許可してください。


ようやく本題。カメラ内SDの写真をiPhoneに取り込む


取り込む方法は2つ。

1. とりあえず、iPhone側から、取り込む画像を選択する方法


OI.Shareで見た、カメラ内SDカードの中身。

画像をタップして、詳細確認

右上のオプションを選ぶと[カメラロールに保存]できる

保存後、iPhone側からカメラの電源をOFFに出来るし、
この画面を閉じて引き続き作業もできる。

サムネイル表示で、複数写真を選択することもできる


2.カメラ側から、取り込む画像を予め選択(予約)する方法

 1)カメラのプレビュー画面で、文字のないところをタップ
1. プレビュー画面で、文字のないところをタップ。
(この写真は既に転送予約されている:画面右上)

2)下に現れるメニューから、一番左の[タッチON]になっていることを確認の上、転送したい画像をタップしていくと赤いチェックが現れる。
3)最後にまとめて共有マークをタップすれば、一気に設定できる。

[OI.Share]カメラ側で転送予約する方法

 4)実はここで、電源オフしないと、シェア予約が残ってちょっと面倒なことになる。
iPhoneでは、「シェア予約」と表示される。

5)ホーム画面に「写真転送」についた数字バッチは、転送予約枚数を示している。



◆OI.Share側から、SDカードのデータを移動させたり、削除したりする機能はない。


今さらだけど、大切なこと

◆転送データのサイズは予め決めておくことができる|設定

私の場合、長辺2048pixに設定している。理由は、google+の自動バックアップのリサイズ上限が2048pixだからだ。
ちなみに「長辺2048pix以内」なら、google+ドライブの保存容量にカウントされないので、事実上無限にバックアップできることになる。(記事投稿現在)
iPhone/iPadの容量に限界がある時は小さくしたらいいと思う。SNSやメールで共有する時のサイズとしては少し大きい。(iOSメールアプリの場合、圧縮してくれるので問題は軽減する)

[OI.Share]ホーム画面、右上のギアマークからアクセス。

[OI.Share]保存サイズ変更パネル
「オリジナル」は、カメラで指定しているJPEGサイズをそのままを取り込む。
L(ラージ)なんかにしてたら... 大変!

◆iPadでおなじみの「読み込んだ画像」アルバム

ここからはiPadシリーズのカメラロールビューと、OI.Shareプレビューについて比較した話について書くが、

iPhoneには無縁なガジェットに、iPadではSDカードやUSB経由でデータを直接取り込むオプション品がある。(iPhoneに接続しても「サポートしていない」の表示が出る)

オプションのLightning-SDカードカメラリーダ


その時、[カメラロール]では「読み込んだ画像」アルバムが出来る。

ある意味、[OI.Share]での一連の作業も「画像を読み込む」行為だが、ご覧の通り[カメラロール]のアルバムでは、無視される
※カメラロールにはちゃんと保存されているが、自動生成で独立したアルバムが追加されることはない。

ある意味、[OI.Share]での一連の作業も「画像を読み込む」行為だが、ご覧の通り、[カメラロール]では、無視される。
iPadの[カメラロール]
OI.Share経由の取込みはこれら(かこみ部)に反映されない。

iPadにLightning-SDカードカメラリーダを挿して、プレビューしているところ。

選択タップすると、事実上2枚のJPEGとRAW(撮影していれば)同時に取り込み、
iPad上では1枚として表示する。

OI.Shareでの取込みはJPEGのみで、再度説明すると、事前に指定した大きさにリサイズされてiPhone/iPadに読み込まれる。

余談だが、
上記の「iPadでカメラリーダーを介して取り込む」件は、考えようによってはすごく便利だ。
MacOSでは新機種のRAW情報をサポートするアップデートが出るまでに、2〜3ヶ月待たされる。
だが、それまでの間、写真の選別はiPad上で簡易的に行えるので。実は隠れた便利機能だったりする。
カメラのプレビューでも同じ(画像を1枚削除すると、関連のJPEGとRAWを一度に削除する)だが、
たった3インチ程度では確認できないことが多い。

そういう点で、iPadシリーズにしかできない使い方もあるので、覚えておくといいかも。


この回のまとめ


  • 機能をフルに使いたいなら「許可する」をタップ。
  • 例えばiPadの大きな画面で撮れ具合を1枚ずつ確認しつつ読み込むことができる。
  • 事前にカメラ側で送るデータを予約することができる。
  • iPadシリーズでおなじみの「読み込んだ画像」アルバムが自動生成されることはない。
  • OI.Shareには、写真転送機能はあるが、削除機能はない。
  • モバイル端末に転送する写真のサイズは予め設定で指定出来る。
  • 転送対象はJPEGデータのみ。
  • 従ってRAWモードのみで撮影されたデータは転送対象外となるため、OI.Share内に表示もされない。



次回はいよいよ、GPS(位置情報付与)関連へ。



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